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2019年08月04日
未来の年表
ベストセラーである「未来の年表」(河合雅司)にはいくつものこらから日本で起きることが紹介されている。
例えば、
・2020年 女性の半数が50歳以上になる。
これなどは来年の話である。では、こうなると何が変わるのか?ますますおばさん市場が伸びる?出生数が増えることはない。
また、
・2024年、死亡者が出生数の2倍になる。
生まれてくる人の倍の人が死んでいく。このような社会とは一体どのようなものなのだろうか。子供の誕生を知らせるハガキよりも、亡くなったことを知らせるハガキの方が多く届く。
・2026年、高齢者の5人に一人が認知症になる。
約730万人の人が認知症となる。日本全体で見ると、16人に一人が認知症という計算になる。あと7年後である。今でも高齢者による自動車事故が増えているが、さらに増えそうだ。それまでに車の安全性をさらに高めなければいけないのではないか。
さらに、ずっと先になって2115年には日本の総人口が5055万5000人になる。今の半分以下だ。
ただし、これらは未来の予測データである。これから日本が向かおうとしている大きな方向性なのだろうが、変わる可能性もある。
未来のテクノロジー技術の進化などで人の寿命など変わる可能性があるからだ。
大事なのは、この本で紹介されているような未来が来るとして、自分たちの生活の何が変わるのかを予測すること。そして、それに適応するために必要な行動へと変えること。
自分自身が考える未来の年表づくりが必要で、このような本はそのヒントを与えてくれる。